祖母からの日記帳 7

#祖母からの日記帳 の続きです。


昭和57年2月9日だったと思います。探し探して廻るうち小さな坂の上の家にオムツがひるがえり、赤ちゃんの泣く声が聞こえました。きっと貴女が知らせて呉れたのでせうか?そこが貴女の住む家でした。


私が右眼を失った年に、貴女には『瞳』という名前が付けられていました。偶然でせうか?


私が貴女に逢った時、お父さんは働かず家に居ました。長崎のお祖母さんから毎日500円貰って暮らしていました。貴女はミルクもなくラーメンの汁を吸っていました。勿論お母さんは栄養不足でお乳が出ませんでした。


私は長崎の病院へ行く毎に貴女の所に寄り、野菜や食べ物や洋服を届けました。


喜々津のお祖父さんも、嫁入り道具のなかったお母さんへタンスや日用品を届けました。


お父さんも何回も何回も職業をかえながら、それでも結局食べてゆく事は出来ず長崎のお祖母さんのお世話なっていました。


私達は貴女が可哀想で話し合って喜々津へ来て住むようアパートを借りてやりました。

そして、貴女達三人の生活が始まったのです。


続きます…。

エステティックサロン風和利

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