人は見た目で判断します!
出掛ける前に、一生懸命身支度を整えている女性に向かって
「誰も気にしてねーって」
っていう男性いるじゃないですか?
私、
「はぁ?」
って思います。
人は見た目で物事決めるんですよ。
見た目が可愛いから服を買うし、靴も買うし、バッグも買うでしょ。
パンダが可愛いと思うのは見た目でしょう?
第一印象を決めるのは見た目です。
汚くないように清潔感があるか、ブスに見えないように少しでも美人に見えるか、TPOにあっているか、少なくとも出かける前に1時間はかかるはずです。
私の祖父も、服装からハット、ネクタイ、靴、そして靴下まで気を使い、教師という職業だったのもあり、いつ誰が見てもおかしくない格好を心がけていました。
もちろん祖母もです。
母は逆にとてもズボラで汚らしく、子供である私はとても恥ずかしかったです。
子供のころ
「ひとみちゃんのおばあちゃんはとても素敵なのに、どうしてお母さんはブスでデブで汚いの?」
と言われる度、考え込んでいました。
母に、どうして綺麗にしないのかと尋ねたところ
「めんどくさか!」
の一点張りで、この人は女性ではないんだなと、確信しました。
髪型が決まらなくて学校に行きたくないという女の子の気持ちは、皆さん多いにわかると思いますが、母はわからないと言うのです。
まずそこが根本的に違うと思って、祖母に相談したことがあります。
「人は見た目が肝心なの。ご飯を食べなくても、見た目にはお金かけなさい。見た目が良ければ雇ってもらえる。雇ってもらえれば生活ができる。それは戦後も今も変わらん。」
と祖母は言いました。
実際その通りです。
祖母は美人でしたので、戦後その美貌から役場で勤めることができました。
その当時、役場の女性職員は町の顔になる訳ですから、美人でなくてはいけなかったのです。
しかし、母から生まれた私。とても不安に思いました。
「おばあちゃん、私はお母さんの子だからブスでデブで汚くなるかもしれない。どうしよう!」
祖母は言います。
「ひとみちゃんはおばあちゃんの孫やっけん大丈夫!それにあなたはお父さんの子でもあるやろ?ひとみちゃんのお父さんはダメお父さんだけど、顔だけは良かとやけん大丈夫!」
そう、私の父は顔だけは良かった(笑)
本当に顔だけは!(笑)
私がいうのもなんですが、本当にめちゃくちゃかっこよかったです。
だから女性に不自由なく、お金にも困らなかったので働かない人でした。
だから母は離婚したんです…。
しかし私は父には感謝しています。
お父さんに似てよかったと…。
ありがとうお父さん。
父は決して私からお金を搾取する人間ではないし、私には迷惑かけていません。
母は私からお金を搾取しましたし、迷惑も子供の頃から散々掛けられっぱなしでした。
(不倫して駆け落ちして、小学三年生の私を置いて失踪したり…)
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