祖母からの日記帳 18
#祖母からの日記帳 18話『父のその後』です。
平成2年1月13日、昼頃お祖父さんより電話がありました。『瞳ちゃんに逢わせて下さい』という事でした。でも『Fさんと一緒に住み、子供もいる事ですし、長崎の生活をしっかりする様に』と言って固く断りました。
長崎のお祖母さんに電話しましたところ、『会社で面白くない事があって又、会社を辞める様子だ』と言っておられました。お父さんの生活は本当に定まらない様子です。
『瞳ちゃんは喜々津で立派に育てて下さい。又育つ事を信じています』という長崎のお祖母さんの言葉でした。瞳ちゃんも今日から3年生です。一生懸命頑張って下さい。
4月1日~3日、スイミングクラブの催しで、東京ディズニーランドへ旅行。元気に出発して元気に帰りました。
今度は自分で働いて自分で旅行出来るように頑張って勉強して仕事を出来るようして下さい。
5月、お父さんが大浦天主堂下、観光土産物店で働いているとの事。お母さんと逢ったと言いましたが、又、いつか逢う約束をしたという事ですが、5月にはFさんに赤ちゃんが産まれる予定。いつまでも貴女達に逢ったりしないで赤ちゃんをしっかり育てる様にとお祖母さんは祈っています。
6月18日、中国よりお祖父さんのお友達が来られました。
19日、長崎の街を案内しましたが大浦天主堂の下の店でお父さんを見かけました。油絵船という所でした。
元気で働いている様子でした。いつまでも仕事をしてくれるといいと思います。
お母さんの帰りが最近遅くなってきたようです。お祖父さんが工場へ迎えに行っても居りません。よく飲み会とか言って遅く帰ったりします。
7月なってIさんという工場で働いている人とお付き合いしている事を知りました。
今後、どうなるか判りません。
貴女とお母さんの人生が思いやられます。
続きます…。
次回、祖母からの日記帳19話『母、失踪。捨てられた瞳。』お楽しみに。
#拡散希望️ #拡散希望RTお願いします #ブログ
0コメント