祖母からの日記帳 16
#祖母からの日記帳 の続き16話『離婚後の生活』です。
昭和63年9月15日、お母さんは都合で(病気治療(肩こり)や人間関係)会社を辞めて、新しい会社へ移りました。
慣れない仕事で大変のようですけど元気に頑張っています。貴女も一生懸命きちんと勉強したりして、今のところ何とか平凡に暮らしているようです。
昭和63年11月1日、この頃瞳ちゃんは言う事を聞かなくなりました。お母さんが残業等々で欲求不満なのでせうか?又、学校で何かあるんでしょうか?近所にはお友達がいなくて淋しいと思います。お友達がいっぱいいるといいと思いますね。その中から瞳ちゃんと一番気持ちの合うお友達を作って欲しいと思っています。いつまでも続く親友をね。
昭和63年11月13日、七五三祭。
11月15日が七五三ですが13日が日曜日でお母さんも休日でしたので七五三で7才(現在は6才11ヶ月)の詣りをしました。
着物は昭和57年夏の長崎大水害で家が水に浸かり泥水に汚れて捨てました(お母さん・お母さんの妹のもの)のでパーマ屋さんから借りました。帯や其の他ぞうり等の小物が残っていましたので、それを使いました。品物は大事にすると二十年前の物でも立派に役に立ちます。喜々津のお祖父さんが一生懸命働いて下さったお金で求めたものです。きっと瞳ちゃんの子供にも使えると思いますよ。
神社に参詣して写真も撮りました。きっといい記念になると思います。長崎のお父さん、お祖父さん、お祖母さんからは引越して行ってから何の連絡もありません。瞳ちゃんの事なんか少しも思ってくれないのでせうかね。
続きます…。
次回、祖母からの日記帳17話『祖母激怒!』お楽しみに。
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